業務用トイレットペーパーについて
一般家庭以外での用途を前提として生産・販売されるトイレットペーパーのことです。
トイレットペーパーに限らず、そもそも業務用とは一般家庭以外での用途の商品であるため、業務用かそれとも家庭用であるのかは、製造元あるいは販売元である売り手が決めています。
商品で見てみると、皆さんがスーパーやドラッグストアでよく見かける55m(27.5mダブル)前後のパック入りトイレットペーパーは家庭向けトイレットペーパーとして、それ以外(長尺のものや、短尺でも個包装のもの)を業務用トイレットペーパーとして販売している(呼んでいる)ことが多いです。
身近に業務用スーパーマーケットがあり、業務用商品と言えば、家庭用に比べ内容量が多く単位量当たりの価格は比較的安価な、「業務用 = 量が多い = 安い」と連想されがちですが、業務用商品に必要なのは、「業務用 = 使用量大 = 商品の耐久性大(長持ち)」です。
トイレットペーパーで言うと、使用量が多いので、巻きメートル数を多く(長尺に)して長持ちさせ交換頻度を減らせることと、使用量が多いと言うことは、大量に購入する必要があり、その分在庫スペースも必要となりますが、その在庫スペースも長尺にすることにより、軽減されることになります。
一般的なトイレットペーパーの容器は家庭用・業務用ともにほとんど同じ大きさで、容器に入る大きさで150m巻くので、60mのトイレットペーパーと比較すると2.5倍の長さの紙を巻くことになり、2.5倍長持ちします。また、在庫スペースも半分以上軽減されます。
このことは業務用としてだけではなく、一般家庭で使ったとしても便利な点であるため、是非一般家庭でも長尺トイレットペーパーを使用していただきたいと思います。
品質についてですが、長尺は長く巻いている分紙が薄いと思われる方もいらっしゃいますが、当社の長尺トイレットペーパーは、1平米あたりに含まれる紙の繊維の量が多く、決して薄いわけではありません。しっかりしていて破れにくいですし、適度にやわらかいのが特長です。
しっかり古紙原料を再生処理できているので、再生紙特有のインク残りが少なく見た目もきれいな商品です。
シャワートイレ使用後に再生紙トイレットペーパーを使用した場合、お尻に残ってしまうトイレットペーパーもありますが、実は当社の長尺トイレットペーパーはお尻に残りにくいトイレットペーパーなのでお勧めです。
長尺の唯一のデメリットは、ロール1個60mのトイレットペーパーとほとんど同じ体積に150m巻こうとすると、どうしても一般家庭用より生産スピードが上がらず、生産コストが上がってしまうことです。
生産コストという課題は残るものの、当社のトイレットペーペーの主である、再生紙で長尺巻きのトイレットペーパーをこれからもグリーン調達していきますので、皆様グリーン購入をよろしくお願いいたします。 <グリーン購入法適合商品についてはこちらをクリック>